KOBE OPENの歴史(The history of "KOBE OPEN")

 車いすテニスとKOBE OPENの歴史

 

 車いすテニスは、1976年、アメリカのブラッド・パークス氏が初めて車いすでテニスボールを打って、この新しいスポーツの可能性を実現したときに始まりました。
 1988年、IWTF(国際車いすテニス連盟)が誕生、国際的な管理組織が確立されると、この新しい波はさらにグローバルな発展を見せ、現在世界で100を超える国々に数千人の現役プレーヤーを有するというインターナショナルなスポーツになっています。
 1998年、IWTFはITF(国際テニス連盟)に吸収統合されてIWTA(国際車いすテニス協会)となり、車いすテニスの国際組織は強固な基盤を確立し、ITF主催の「NEC 国際車いすテニスツアー」の大会は世界各国で170を越す大会を数えるまでになり、ATPやWTAと同様に国際ランキングシステムの中で激しい勝敗を争い合うツアーに成長しています。
 現在、車いすテニスは世界中で最も成長が早い車いすスポーツの1つといわれますが、これはラケットとボールに何の手を加えることなく、標準的なテニスコートならどこでもプレーできることから、健常者のゲームにきわめて容易に融け込むことができるからです。 車いすテニスは、車いすプレーヤーが2バウンドでボールを打つことができるという唯一の例外を除いて、ITFが規定する健常者テニスと全く同じルールに従っています。

 

*上記写真は1992年に、しあわせの村で開催された大会風景です。

 

 「KOBE OPEN 国際車いすテニストーナメント」は従来、関西地区で持ちまわり開催されていた関西車いすテニス協会主催の「朝日カップ・ニューミックス大会」を継承、1993年、IWTA公認の国際ツアーのサテライト大会として、障害者のためのすばらしい施設と環境に恵まれた神戸市の「しあわせの村」で新生スタートしました。
 1994年、国際ツアーとしてのチャンピオンシップ・シリーズにグレードを上げました。1995年1月17日発生の阪神淡路大震災によって会場その他に大被害が出たため、同年4月の開催に向け参加募集を始めていましたが、やむなく中止せざる得なくなりました。しかし、翌1996年には大会を再開し、その後力強く発展をしてきました。
 1998年、NECツアーハイグレード・イベントであるC2に、さらに2001年大会からはトップクラスのCS1に昇格し、2004年までの4年間、トップランクの大会を維持し、全国ならびに海外諸国から多くの選手が参加するアジア地域有数の国際大会となりました。
 2006年大会からは、兵庫県車いすテニス協会が主催者となり、ITF Futures Series大会として再出発しました。この大会は、車いすテニスプレーヤーと健常者ボランティア、さらに日本女子テニス連盟の皆さんが、合同して実行委員会を組織して運営するというユニークなスポーツイベントとしても注目を集めています。2009年大会からは、3年ぶりに大会グレードをITF3に復帰し、名称も 「DUNLOP KOBE OPEN」として新たにスタートしました。
 この大会には神戸市、兵庫県はじめ各種団体、企業から大きなご協力をいただくほか、多くの市民ボランティアの皆さんの温かく強力なご支援のもとに開催されますが、今後も地域社会と障害者の活力を生み出す「魅力あるスポーツ大会」として、多くの皆さんの愛と友情に支えられることを強く願っています。

 

 The history of "KOBE OPEN"

2013年までの「KOBE OPEN」を年表形式でご覧いただけます。

 

 

KOBE OPEN の軌跡

 

2018年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2017年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2016年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2015年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2014年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2013年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2012年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム  ITF3
2011年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム  ITF3
2010年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム  ITF3
2009年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム  ITF3
2008年 しあわせの村テニスコート                         ITF Futures
2007年 しあわせの村テニスコート                         ITF Futures
2006年 しあわせの村テニスコート                         ITF Futures
2005年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS1
2004年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS1
2003年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS1
2002年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS1
2001年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS2
2000年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS2
1999年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS2
1998年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS3
1997年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS4
1996年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS4
1995年 阪神淡路大震災のために中止  
1994年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       CS4
1993年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園       Satellite 1

 

*上記写真は、DUNLOP KOBE OPEN 2013 20回記念大会の表彰式です。 

 

 歴代チャンピオンと入賞者

 

Singles Men's Main

 

 2018年

優勝 真田 卓 準優勝 IM, Ho Won 3位 LEE, Ha-Gel 鈴木 康平

 

2017年

優勝 国枝 慎吾 準優勝 真田 卓 3位 齋田 悟司 鈴木 康平

 

2016年

優勝 齋田 悟司 準優勝 西村 祐亮 3位 鈴木 康平 藤本 佳伸

 

2015年
優勝 OH, Sang-Ho 準優勝 西村 祐亮 3位 LEE, Ha-Gel 平手 貴博

 

2014年
優勝 国枝 慎吾 準優勝 LEE, Ha-Gel 3位 OH, Sang-Ho LEE, Ji-Hwan
 

2013年
優勝 眞田 卓 準優勝 三木 拓也 3位 中野 秀和 西村 祐亮
 

2012年
優勝 齋田 悟司 準優勝 岩田   守 3位 平手 貴博 本間 正広
 

2011年
優勝 国枝 慎吾 準優勝 三木 拓也 3位 岩田 守 平手 貴博
 

2010年
優勝 国枝 慎吾 準優勝 藤本 佳伸 3位 中野 秀和 岩田  守

 

 

Singles Women's Main

 

2018年

優勝 上地 結衣 準優勝 田中 愛美 3位 PARK, Ju-Youn 大谷 桃子

 

2017年

優勝 上地 結衣 準優勝 田中 愛美 3位 堂森 佳南子 PARK,Ju Yonu

 

2016年

優勝 上地 結衣 準優勝 堂森 佳南子 3位 二條 実穂 UN,Busra 

 

2015年
優勝 上地 結衣 準優勝 堂森 佳南子 3位 PARK, Ju-Yeon 須田 恵美
 

2014年
優勝 上地 結衣 準優勝 PARK, Ju-Yeon 3位 堂森 佳南子 二條 実穂
 

 2013年
優勝 上地 結衣 準優勝 HWANG,M(KOR) 3位 深山 知美 大前 千代子
 

 2012年
優勝 上地 結衣 準優勝 岡部 裕子 3位 古玉 佳苗 二條 実穂
 

2011年
優勝 上地 結衣 準優勝 古玉 佳苗 3位 岡部 裕子 福田 恵
 

2010年
優勝 上地 結衣 準優勝 堂森 佳南子 3位 古玉 佳苗 岡部 裕子

 

Singles Quad Main

 

2018年
優勝 菅野 浩二 準優勝 諸石 光照 3位 HUANG, Chu-Yin HUANG, Tzu-Hsuan

 

2017年
優勝 菅野 浩二 準優勝 HUANG, Chu-Yin 3位 諸石 光照 宇佐美 慧
 
2016年
優勝 KIM, Kyu-Seung 準優勝 HUANG, Chu-Yin 3位 HUANG, Tzu-Hsuan ISHIKAWA, Mika
 

2015年
優勝 諸石 光照 準優勝 平田 眞一

 

2014年
優勝 平田 眞一 準優勝 當間 寛
 
2013年
優勝 諸石 光照 準優勝 平田 眞一 3位 鈴木 聡 古賀 貴裕
 
2012年
優勝 HUANG,Tzu-Hsuan(TPE) 準優勝 平田 眞一 3位 鈴木  聡 當間 寛
 
2011年
優勝 諸石 光照 準優勝 平田 眞一 3位 古賀 貴裕 鈴木 聡 
 
2010年
優勝 諸石 光照 準優勝 木村 禎宏

 

 

 

 

 

車いすテニスとKOBE OPENの歴史


 車いすテニスは、1976年、アメリカのブラッド・パークス氏が初めて車いすでテニスボールを打って、この新しいスポーツの可能性を実現したときに始まりました。
 1988年、IWTF(国際車いすテニス連盟)が誕生、国際的な管理組織が確立されると、この新しい波はさらにグローバルな発展を見せ、現在世界で100を超える国々に数千人の現役プレーヤーを有するというインターナショナルなスポーツになっています。
 1998年、IWTFはITF(国際テニス連盟)に吸収統合されてIWTA(国際車いすテニス協会)となり、車いすテニスの国際組織は強固な基盤を確立し、ITF主催の「NEC 国際車いすテニスツアー」の大会は世界各国で170を越す大会を数えるまでになり、ATPやWTAと同様に国際ランキングシステムの中で激しい勝敗を争い合うツアーに成長しています。
 現在、車いすテニスは世界中で最も成長が早い車いすスポーツの1つといわれますが、これはラケットとボールに何の手を加えることなく、標準的なテニスコートならどこでもプレーできることから、健常者のゲームにきわめて容易に融け込むことができるからです。 車いすテニスは、車いすプレーヤーが2バウンドでボールを打つことができるという唯一の例外を除いて、ITFが規定する健常者テニスと全く同じルールに従っています。

 *上記写真は1992年に、しあわせの村で開催された大会風景です。

 「KOBE OPEN 国際車いすテニストーナメント」は従来、関西地区で持ちまわり開催されていた関西車いすテニス協会主催の「朝日カップ・ニューミックス大会」を継承、1993年、IWTA公認の国際ツアーのサテライト大会として、障害者のためのすばらしい施設と環境に恵まれた神戸市の「しあわせの村」で新生スタートしました。
 1994年、国際ツアーとしてのチャンピオンシップ・シリーズにグレードを上げました。1995年1月17日発生の阪神淡路大震災によって会場その他に大被害が出たため、同年4月の開催に向け参加募集を始めていましたが、やむなく中止せざる得なくなりました。しかし、翌1996年には大会を再開し、その後力強く発展をしてきました。
 1998年、NECツアーハイグレード・イベントであるC2に、さらに2001年大会からはトップクラスのCS1に昇格し、2004年までの4年間、トップランクの大会を維持し、全国ならびに海外諸国から多くの選手が参加するアジア地域有数の国際大会となりました。
 2006年大会からは、兵庫県車いすテニス協会が主催者となり、ITF Futures Series大会として再出発しました。この大会は、車いすテニスプレーヤーと健常者ボランティア、さらに日本女子テニス連盟の皆さんが、合同して実行委員会を組織して運営するというユニークなスポーツイベントとしても注目を集めています。2009年大会からは、3年ぶりに大会グレードをITF3に復帰し、名称も 「DUNLOP KOBE OPEN」として新たにスタートしました。
 この大会には神戸市、兵庫県はじめ各種団体、企業から大きなご協力をいただくほか、多くの市民ボランティアの皆さんの温かく強力なご支援のもとに開催されますが、今後も地域社会と障害者の活力を生み出す「魅力あるスポーツ大会」として、多くの皆さんの愛と友情に支えられることを強く願っています。

 

 The history of "KOBE OPEN"

2013年までの「KOBE OPEN」を年表形式でご覧いただけます。

 

KOBE OPENの足跡
2015年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2014年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2013年 ブルボンビーンズドーム ITF3
2012年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム ITF3
2011年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム ITF3
2010年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム ITF3
2009年 しあわせの村テニスコート・ブルボンビーンズドーム ITF3
2008年 しあわせの村テニスコート ITF Futures
2007年 しあわせの村テニスコート ITF Futures
2006年 しあわせの村テニスコート ITF Futures
2005年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS1
2004年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS1
2003年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS1
2002年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS1
2001年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS2
2000年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS2
1999年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS2
1998年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS3
1997年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS4
1996年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS4
1995年 阪神淡路大震災のために中止  
1994年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 CS4
1993年 しあわせの村テニスコート・神戸総合運動公園 Satellite 1
 

*上記写真は、DUNLOP KOBE OPEN 2013 20回記念大会の表彰式です。
 
歴代チャンピオンと入賞者
 
SinglesSingles

Singles Men's Main

年度 優勝 準優勝 三位  

 2015年

OH, Sang-Ho

西村 祐亮

LEE, Ha-Gel

平手 貴博

2014年

国枝 慎吾

LEE, Ha-Gel

OH, Sang-Ho

LEE, Ji-Hwan

 2013年

眞田 卓

三木 拓也

中野 秀和

西村 祐亮

 2012年

齋田 悟司

岩田   守

平手 貴博

本間 正広

2011年

国枝 慎吾

三木 拓也

岩田 守

平手 貴博

2010年

国枝 慎吾

藤本 佳伸

中野 秀和

岩田  守

Singles Women's Main
年度 優勝 準優勝 三位  

 2015年

上地 結衣

堂森 佳南子

PARK, Ju-Yeon

須田 恵美

2014年

上地 結衣

PARK, Ju-Yeon

堂森 佳南子

二條 実穂

 2013年

上地 結衣

HWANG,M(KOR)

深山 知美

大前 千代子

 2012年

上地 結衣

岡部 裕子

古玉 佳苗

二條 実穂

2011年

上地 結衣

古玉 佳苗

岡部 裕子

福田 恵

2010年

上地 結衣

堂森 佳南子

古玉 佳苗

岡部 裕子

Singles Quad Main
年度 優勝 準優勝 三位  

 2015年

諸石 光照

平田 眞一

 

 

2014年

平田 眞一

當間 寛

 

 

2013年 

諸石 光照

平田 眞一

鈴木 聡

古賀 貴裕

2012年 

HUANG,Tzu-Hsuan(TPE)

平田 眞一

鈴木  聡

當間 寛

2011年

諸石 光照

平田 眞一

古賀 貴裕

鈴木 聡 

2010年

諸石 光照

木村 禎宏

   
Singles Doubles
Doubles Men's Main
年度 優勝 準優勝 三位   

2015年 

OH, Sang-Ho・LEE, Ha-Gel

HAN, Sungbong・藤本 佳伸

平手 貴博・
竹田 浩之 

IM,Ho Won・   鈴木 康平 

 2014年

中野 秀和・
国枝 慎吾

OH, Sang-Ho・
LEE, Jiiii-Hwan

本間 正広・
富樫 剛

HAN, Sung-Bong・
LEE, Ha-Gel

 2013年

三木 拓也・
眞田 卓

OH(KOR)・
HAN(KOR)

西村 祐亮・
米田 正人

萱野 浩二・
竹田 有治

 2012年

齋田 悟司・
西村 祐亮

岩田 守・
竹田 浩之

中野 秀和・
平手 貴博

米田 正人・
柴山 喜邦

2011年

国枝 慎吾・
濱田 宗則

岩田 守・
中野 秀和

平手 貴博・
竹田 浩之

黒川 敦昭・
宮城 佳司

2010年

岩田 守・
竹田 浩之

中野 秀和・
藤本 佳伸

奥山 昌志・
藤 良一

平手 貴博・
米田 正人

Doubles Women's Main
年度 優勝 準優勝 三位   

 2015年

堂森 佳南子・
上地 結衣

HWANG,M・
PARK, Ju-Yeon

古玉 佳苗・   井上由美子

須田 恵美・   深山 知美

2014年

HONG YOUNG SUK
PARK, Ju-Yeon

上地 結衣・
二條 実穂

BARON,Shellllby 
TECHAMANEEWAT,R

須田 恵美・
井上 由美子

2013年 

二条 実穂・
HWANG,M

上地 結衣・
深山 知美

古玉 佳苗・
大前 千代子

YEO,J・
須田 恵美

2012年 

上地 結衣・
岡部 裕子

LU,Chia-Yi・
WU,Yi-San

古玉 佳苗・
二條 実穂

重定 知佳・
TECHAMANEEWAT, R

2011年

福田 恵・
上地 結衣

岡部 裕子・
重定 知佳

疋田 展子・
岡山 鈴代

上木原 舞美・
古玉 佳苗

2010年

堂森 佳南子・
上地 結衣

石本 直美・
岡部 裕子

深山 知美・
田井中幸子

古玉 佳苗・
大前 千代子

Doubles Quad Main
年度 優勝 準優勝 三位   

 2015年

 

 

 

2014年

平田 眞一・
當間 寛

 

 

 

 2013年

諸石 光照・
内田 真成

鈴木 聡・
古賀 貴裕

   

2012年

HUANG,Tzu-Hsuan
平田 眞一

COLEMAN,Rebekah
鈴木 聡

 

 

2011年

ハッサン アズマン・
平田 眞一

 諸石 光照・
鈴木 聡

古賀 貴裕・
當間 寛

 川野 将太・
木村 禎宏

2010年

諸石 光照・
鈴木 聡

 

 

 

 *上記写真は、DUNLOP KOBE OPEN 2010 同時イベント「a new step」で岩渕プロ、上地選手 VS 森上プロ、国枝選手のニューミックスエキシビジョンの模様です。奥で松岡 修三さんが解説をしてくれています。